やっぱり至福でした

12月18日 金曜日

会社の同僚6人で半年積み立てをして臨んだロマネ・コンティを飲む会
行ってきました

あいにく雪模様の天気でしたが、店の中は暖かい
というよりも、あこがれのワインを前にしてヒートアップ(笑)

最初は泡
ピエール・モンキュイの1996年
グラン・クリュ!


セパージュはシャルドネ100%だそうな
なんでも、シャンパンの1996年はブルゴーニュの2005年のように偉大な年らしく、大体が買い占められて市場にはほとんど出回っていないらしく、AnticWineでも、これが最後の一本という貴重な泡を出していただき感謝感謝です
なによりも、ヴィンテージ付きのシャンパンを飲むのは初めて
色はこれまで飲んだどんなシャンパンよりも濃い飴色
香りは柑橘系果物を煮詰めたようなさわやかな香り
飲み口はすっきりとしていて、泡が喉に引っかかることもなくスッと飲めるんだけど、飲んだ後に口の奥から口全体に水飴みたいな余韻が広がる…そしてその余韻が長い
ロシア産のキャビア、パルメザンの薄切りとともに頂く


2本目はブルゴーニュの偉大な白
ブシャーのモンラッシェ1977年


白のグラン・クリュを飲むのも初めてなら、こんな古いヴィンテージのワインを飲むのも初めて

香りを嗅いで一同びっくり。獣臭いというか、上等な赤でよくある熟成香というか樽香と言うかが支配的。白でこの香りを嗅ぐのは初めて
この他にも、バターの香りや、石塚さん曰くトリュフの香りが
味の方は、32年前のワインとは思えないような若々しさ…あり得ないっす


三本目は、アンリ・ジャイエの甥っ子、エマニュエル・ルジェのヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥー2006年

ブルゴーニュ赤のレベルの高いワインにある獣香がする
そして、チェリーの香りも
爆発的じゃないけど華やかで、控えめながらもしっかりとした香りを出してる
2006年ということで、まだまだ置いておいてもいいかなという感じ
結構好みの味
十分以上に美味しいワインなんだけど、今日の主役とグラスを並べて飲んだので、やっぱり見劣りしちゃう
日を改めて、余計なものを入れずにさしでお手合わせ願いたい


四本目は、本日の主役DRCロマネ・コンティ1972年





爆発的な香りはしないんだけど、熟成香と乾燥させた杏、そして白トリュフの香り、フランボワーズ…色々な香りがコンスタントに時間が経過しても、刻一刻と変化しながら香ってくる
味の方も、色々な香りの成分が単独で主張する訳でなく、絶妙に混ざり合って溶け込んで、かといってコッテリともしてなくて、なるほどぉと境界なく混ざり合ってる
でも、32年経ってても早いのかな
枯れた感じはせずに、瑞々しささえ感じる
ボトルを持って帰りたかったんだけど、ロマネ・コンティは偽物を防ぐために基本、ボトルは持って帰れないらしい

この赤二本は、鳩&リゾットと一緒に頂く


最後はデザート代わりとしてポルト
ヴィンテージは1968年

既にこの時点で24時
全部飲めずに、半分くらい残っちゃった
これも美味しかったんだけど、この時点で既に酔っぱらい


とにもかくにも、赤ワインの最高峰を飲んでしまった訳で、この後に何を飲もうか非常に悩ましい(贅沢

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