教育制度

所変われば品変わる…
長女が今度高校(日本では今度中3)なので、教育制度の違いに触れることが多々あります。

こちらは高校入試ではなく、中学卒業試験。
公立高校であれば、第4志望まで挙げることが出来て、中学卒業試験の結果によって行ける高校が機械的に割り振られるようです。

日本と比べると、私立高校は非常に少ないですね。

最も違うのは、高校入学の時点で基本的な人生設計を求められること。
普通高校、専門学校の2コースに分かれます。
普通高校が圧倒的に多いのですが、農業、漁業、実験評価、ホテルマン、調理人、自動車修理工…専門学校のコースの細かいこと…
当然、心身共に成熟が完了していない子供達に、こんな決断を求めるんです。
なかにはプレッシャーに負けてメンタルになってしまう子供もいるようで、その対策のために教育省からカウンセラーが定期的に派遣されます。

一番驚くのは外国語の選択肢。
高校から第一外国語、第二外国語履修必須です。
英語はデフォルト、それに加えてイタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、日本語、中国語…極めつけはラテン語もあります。
ラテン語は難しいんですが、大学入試(バカロレア)での加点補正が大きいので、以外と人気があるようです。実生活では使えないんですけどね(^▽^;)

↓は子供達が通う学校。
小中高の公立校で、公立校の中に外国語セクション(英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ポーランド語、中国語、日本語)があります。
国籍が多様で、言語で国籍は分からないので、英語人とかスペイン語人なんて呼び方をしてます。

DA35L
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コメント

  1. こんにちは。
    教育制度、全く違うんですね。
    卒業試験の結果によって高校が決まる、
    中学在学中もしっかり勉強しないとですねぇ~。
    日本みたいに入るの難しく出るの簡単より良さそうです。
    しかも、中学卒業と同時に、進路がほぼ決まってしまうなんて・・・
    第二外国語も高校からやるなんて・・・かなり厳しい世界ですね。
    私みたいに、将来何になりたいかを決めるために大学通うなんて(^o^;

    校舎無茶苦茶カッチョいいですね、私立校のようです。
    お子さん、メンタル面問題無く頑張ってくれるといいですね。

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  2. やんぼーさん、こんにちは

    どうやらこちらは、高校も大学も入るのはいいけど出るのは大変みたいです。
    高校を出るためには、バカロレアっていう難関が待ち構えていますからね。

    自分の将来を高校進学の時点で決めるって言うのは、かなり厳しいと思います。
    少なくとも、日本人にとっては。
    大学が、かなり専門に振った教育をするので、しょうがないのかもしれませんが。

    校舎、外&遠くから見ると格好いいですが、中に入ると…orz…ですよ(^▽^;)

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