【ツェルマット旅行記】8月4日

三日目;曇天、しかも雲が低い

月曜日の悪天候を引きずって、少なくとも午前中は天気が良さそうではなかったので、今日もゆっくり起床

2000m位だろうか、周りの山にそって雲が立ちこめている
だんだん明るくなってきたので、午後にはいい天気になることを期待

なんだかんだと準備しているうちに9時になった

ほんの30分ほどだったけど、雲がずいぶんと晴れて連なる山々が姿を現し始めた

昨日行っていない所と思い、シュバルツゼー・パラダイス(2583m)へ行くことにする

テレキャビンの駅に向かう途中のパン屋さん、Fucusで昼食用のパンを買い込む

シュバルツゼー・パラダイスに到着…
んが、ちょうど雲の下端に位置していたようで、見下ろすツェルマットの町並み以外は視界が利かない。マッターホルンも見えなきゃ、ほかの山々も時々雲の切れ目から姿を見せる以外は見ることができない(涙
同じ時間にテレキャビンで上ってきた人たちは、まっすぐにヘルンリ・ヒュッテの方向に歩いて行く
しばし待つこと30分ほど、いつまでたっても雲が切れる気配がないので下りることに

フーリ(1867m)まで下りて、今度はグレッシャー・パラダイス(3883m)へ行くことにする

途中の乗り継ぎ所トロッケナー・シュテッグ(2939m)で1時間ほどゆっくりして高地順応のまねごとをする。ここで3000m弱、目的地のグレッシャー・パラダイスは3800mを超えている

朝途中で買ったパンを頂いたが、なかなか美味しかった

到着してすぐはちょっと調子の悪かった次女も、昼食を食べたからか元気を取り戻したので、次のケーブルカーに乗る

一気に1000m近く上るのだが、雰囲気的にはシャモニーのエギーユ・ド・ミディに上るのに雰囲気が似ている

ケーブルカーを下りて冷たい風の吹き抜けるトンネルの途中にあるエレベーターに乗り最上の展望台に


エレベーターを降りてから、最上地点に行くまでにそれなりの階段を上らないと行けないのだが、この階段がつらい。10段ぐらい上るだけでも余裕で息が切れる
でも、展望台にはそんな辛さを補ってあまりある360度の絶景、パノラマの風景が広がる
同定はできなかったけど、遠くモン・ブランも見えていたはず

しばし景色を楽しみ、次はトンネルの向こうの雪原へ
近くのブライトホルンの頂上を目指す人、氷河トレッキングの講習を受ける人、スキー、スノボをする人、雪原を散歩する人、雪だるまを作る人…天気がいいので、多くの人で賑わっていた


しばしゆっくりした後に、フーリまで下りて再びシュバルツゼー・パラダイスへ
今度は雲が晴れて、間近にマッターホルンが迫る

東壁しか見ることのできないグレッシャー・パラダイスとちがい、ヘルンリ稜を中心に北壁と東壁を見ることのできるここからの景色が一番マッターホルンらしいかも

ビールを飲み、ここでもくつろぐ

今日はほとんど歩かなかった
でも、下りでは距離に関係なくかなり右膝が痛む。昨日買ったストックがなかったらもっときつかったかもしれない…

それとピークパスを持ってなかったら、こんな何度も登ったり下りたりといった行動はできなかったかも

テレキャビンを乗り継ぎ街まで下りてから、バスで駅前まで。バスは結構混んでた

街を散策しながら、当たりを付けていたレストランに。昨日食べたイタリアンの近くのOld Zermatt
それなりの席数のあるテラス席を担当している人が一人…回るはずもなく、サービスは結構、いやかなり遅かった
食事はまぁまぁ美味しかったけど、肉にちょっと火を通し過ぎ&かなりのボリューム
ママ;トンカツ 美味しかったけどちょっと肉が固めだった
長女;七面鳥のエスカロップ、シャンピニオン入りホワイトソース。予想通りだったけど結構な美味しさ
次女;クロックマダムみたいなの。ただ、パンをアルコール(ワイン?)に浸してたようで、結構味がきつかった
私;骨付き豚肉のロースト こちらもちょっと肉が固め。付け合わせのロシティがちょっと塩っぱかったけど満足できる美味しさ
ということで、二日連続でまともな夕食をとることができた(^^)v
お会計は120フラン

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